ここでは、必要なツールなどの準備について書いていきます。
アケコン
アケコンはとりあえずHORIのFighting Stick VXを使うことにします。RAPもあるのですが、なんか底面にシールが貼ってあって、なんか剥がすに忍びないので・・・。
Raspberry Pi 周辺
Raspberry Pi 2 / USB電源
言わずとしれたRaspberry Piです。今回は2でがんばります。RPi3は結構電流を食うとの噂ですが、2なので適当なUSB電源できちんと動作します。
microSDカード
microSDカードは32GBのものを使っています。これにNOOBSイメージをコピーしてRaspbianをインストールします。このあたりはいくらでも情報があると思うので、別サイトに譲ります。
モニタ / HDMIケーブル
リモートデスクトップやSSHでもいいですが、やっぱりモニタがあると何かと便利です。HDMIケーブルで接続しておきます。GPIOを使うので、ここをふさぐような構造の小さなモニタは使わないでおきます。
キーボード / マウス(USB接続)
今回のために新調しました。
無線LANアダプタ
RPi2にはWi-Fiがないので、別途USBドングルを購入して装着します。有線でもいいですが、やっぱり無線のほうが取り回しがいいですからね。RPi2が出てすぐのNOOBSイメージでは、自分でドライバを入れる必要がありました(しかも結構大変だった・・・)が、最近のものはそのまま動くんですね。便利になったものです。
計測器 / 工具
ブレッドボード / ラズパイ用ブレッドボード接続T基板 / 40pinフラットケーブル
サンハヤト ブレッドボード SRH-21CE
やはりちょっと試すときなどはあると便利ですね。結線を固定できないと、ちょっとしたはずみでGNDと電源がショートしたりして故障などの事故につながる、というのは電子回路あるあるなので、投資としては悪くと思います。
ブレッドボードはサンハヤトのものを別に購入しました。
はんだごて / スタンド / ハンダ / ハンダ吸い取り線
今回はアケコンの回路に直接はんだ付けしますので必要です。吸い取り線はなくても構いませんが、やっぱりミスはあるので、これがあると安心感が違います。
テスタ
proster デジタル マルチメーター
はんだ付けして接続線を作るということは、結線確認をしなければいけないということですから、必須です。結線確認には、ショートさせたときに音が出るものが便利です。これで結線確認をしておかないと、プログラムを動かしたときに、「なぜ動かないのか?>ハンダ不良でした(てへぺろ)」で平気で1日無駄になります。過去私は、そういう無駄なエネルギーを使っているうちに、電子工作が苦手になりました。
2,000円程度で買えるので、個人的には一家に一台あっていいと思います。触ったことのない人はぜひ購入して、お子さんと一緒に家のコンセントが本当にAC100Vか確かめてください。そういうほんの少しの経験が人生を左右することもあります。乾電池の消耗度も測れますよ。
オシロスコープ
RIGOL デジタルオシロスコープ 50MHz 4ch 1GSa/s DS1054Z
昔はオシロスコープといえば大学か会社で使わせてもらえるが関の山で、個人で持つのは贅沢なことでした。なにせ原付きより高かったですからね(ちゃんとした日本製は今でも高いですが)。
今では3万円出せば手に入ります。すごい時代になりました。
私はこの機会に4chのものを買いました。これからラズパイ使ったり電子工作するなら持っておきたいところです。理由はテスタと同じで、回路上の電位を見ることができないと、「ほんとにこれちゃんと信号でてるの?」という問いに誰も答えられず、どうにも原因がつかめないことが多いからです。あと、3.3Vと5Vが衝突してデバイスを壊すという、よくある事故も防げます。
ただ、さすがにこれは一家に一台必要とは思いません・・・。
参考書
ラズパイ関係
これ1冊でできる!ラズベリー・パイ 超入門 改訂第2版 Raspberry Pi Model B/B+/2対応
下の本はかなり古いですが、最初にラズパイと一緒に購入してよかったと思います。インストールで躓くと思っていましたし、基本的なGPIOの使い方を全く知らなかったので、やはり1冊ほしいと思い買いました。
最近はほとんどの情報がWEBで手に入るので不要と思う人もいるでしょう。ただ、何の分野でもそうですが、WEBの知識はやはり断片的です。その点と点を繋ぐ意味でも、なにか1冊、俯瞰できるようなものを持っておくといいと思います。
Python関係
初めてのPython
この本は結構高額なので、購入を躊躇しましたが、本屋で手にとって気に入ったのでその場で買いました。主に、他のプログラム言語を触ったことある人向けという印象でした。上でも書きましたが、基本を網羅しています。
厚い分だけ詳細までしっかりと飛ばさずに書かれていて、pythonの基本について順序よく理解することができました。基本的なオブジェクト(リスト、タプル、ディクショナリ)については、これを読んでいなかったら、かなりハマるところがあったろうな、と思います。特に、オブジェクトaのコピーであるオブジェクトbについて、それら両方ともが同じオブジェクトに紐付いていて、aを変えたら紐付いているbも変わる、などは絶対にハマったと思います。
おわりに
次回は仕様を決めて行きたいと思います。
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